2011年5月21日土曜日

岡崎で河合優子さんピアノコンサート-地域通貨「おむすび」PRで /愛?

 岡崎市図書館交流プラザLibra(岡崎市康生通西4)で12月23日、「河合優子モーニングコンサート」が開催された。主催は「物々交換局」(豊田市)。(岡崎経済新聞)

【画像】 「おむすび通貨」の趣旨に賛同しコンサートを開いたピアニストの河合さん

 河合さんは日本を代表するショパンのスペシャリスト。今年はショパン生誕200年にあたり、
ポーランドのナショナル?エディション?ディスク全集に東洋人で初参加したことでも知られる。岡崎市出身が縁で、「物々交換局」が推進する地域通貨「おむすび通貨」の理念に賛同し、今回のコンサートが実現した。

 同団体代表の吉田大さんは「古来、人は自然を含む他者と調和していた。調和をもたらしたものは、他者と自然に対する感謝と祈りだった
はず。生命世界と断絶された『冷たい貨幣』の広がりに伴って、人は競い合い自然とも対立するようになってしまった」と説明する。

 「おむすび通貨は生命世界と人間をむすび直す交換媒体。交換媒体としての貨幣をなくすことはできないとしても、調和を望む人間の理性を信じたい」と話す。

 人と人、人と自然を結ぶという意味も込めて、その
単位を「むすび」とした。1むすびを、おむすび1個分の玄米と交換できる価値と設定。通貨の流通範囲は、岡崎や豊田などの矢作川流域を中心とし、三河湾と伊勢湾を川によって共有している東海3県までを想定しているという。

 この地域通貨の普及により、地元農家から適正価格で玄米を買うことで農家を支える一方、その玄米の価値を担保として「おむす
び通貨」は加盟店で商品やサービスと物々交換できる。その場合、「1むすび」の価値を設定するのは加盟店の裁量に委ねるという。秋には玄米と交換も可能。

 「おむすび通貨」を入手するには、同団体と協力している地域活性化や自然環境保全活動をしているNPOなどが実施するボランティア活動に参加するか、期間限定販売する通貨を購入する。


 この日のチャリティでおむすび6,000個分の通貨が発行された。来年4月から、美容院、カフェなどで利用できるようになるという。

 当日は、ショパンファン、河合さんのファンに加え、「おむすび通貨」を支援する人たちも数多く集まり、クリスマス直前の祝日にピアノの調べに酔いしれた。


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引用元:arad rmt

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